木と心の建築記

先週の土曜日に完成見学会を終え
ひとまずですが…
ひとつの家づくりが
終わりました。











日本の風景になじむ外観

どっしりした大屋根と
ぐるっとまわる下屋の
バランスが絶妙です。

設計の水野さんからは
日本の家の美しさとは？
と考え探求する姿勢を学ばせて
頂きました。






式台は
杉の名栗仕上げ。
三重県の向井さんの仕事です。
家に上がる1歩めはあたたかな杉がいい…
向井さんのブログで読んだ印象に残る言葉。







竹を編んだ後の様子です。









お施主さまの暮らしはここからが
始まりです。

そんな暮らしやこの家にも
ずっと寄り添っていけるような
大工でありたいなと思います。

記憶を繋ぐ石場の家（静岡の石場建て）

住み始めた新居ですが…
お客様の御好意により完成見学会を
行える事となりました。














この建て物は
伝統工法 石場建て です。
素材は土に還る物を選び
職人による手仕事で作られています。

この空気感だけは
この場に立ってみないとわからない…ので
ご興味のある方は是非お問い合わせの上
お越し下さい(^^)

090-8050-0003 松村
ショートメールでも大丈夫です。

kigokorokoubou@i.softbank.jp

どちらかでお問い合わせお願いします。

場所
浜松市東区
開催日
2月29日 土曜日
10時〜16時


設計 水野設計室
施工 木ごころ工房

記憶を繋ぐ石場の家

現場にはいよいよ土が到着しました。











ドサッと仮設の土置き場に開けて貰います。


藁がたっぷり入ったとても良い土です。


土作りに誇りを持ち
妥協しない仕事に感謝です。

前田興業さんいつもありがとうこざいます！

記憶を繋ぐ石場の家

竹小舞作業がほぼ終わりに近づきました。





左官屋さんにやり方を教えて貰い

みんなで編みました。


住まい主の方も時間を見つけては
竹を編みに…


今回は特に弟子の本田君と川上君が
頑張ってくれました(^^













竹で編んだ壁は

やっぱり
とても綺麗でした。

記憶を繋ぐ石場の家

無事に棟上 屋根仕舞まで
終える事ができました(^^)

三日目の様子です…









今回の垂木と破風の止め付け方法
解りにくいかもしれませんが…
木遊舎のみんなからも高評価(^^)




























建て方に携わって頂いた皆様
色々準備をして頂いたお施主様
三日間建て方をやりきってくれた木遊舎のみんな

ありがとうこざいました。

記憶を繋ぐ石場の家

建て方二日目の様子を…



























穏やかな暖かい日に恵まれ

二日目の作業も順調に進みました。


いよいよ明日は上棟です。

お施主様にも棟木を納めて頂く予定です。

記憶を繋ぐ石場の家

建て方が始まりました。

建て方の様子を…


























足固めと差鴨居

大きな野物も無事収まりました。

記憶を繋ぐ石場の家

建て方に向けて刻み工事が追い込みです。





差し口が多くあり…
シビレル作業が続きますが

大工としての楽しみも
ありがたく味わっています(^^)



マグロを吊るした感じですね



金物を使わず
木と木だけで 「 組む 」事は
とても奥が深く…

ひとつ間違えば
木をいじめ過ぎて弱くしてしまいます。


ただ大工として…

「 組む 」と決めてから


どっぷりと組む楽しさと難しさに
はまっていますね。

記憶を繋ぐ石場の家

差鴨居の仕上げ作業をしました。







普段は杉や桧を鉋で仕上げることは多いですが
またその感覚とも違い
とても楽しめました。

記憶を繋ぐ石場の家

久しぶりの投稿になってしまいましたが…

3月中旬に建前が決まり

そこに合わせる為頑張っています。

さて

刻みは足固めの真っ最中です。














積まれた姿も素敵です(^^)